陸前高田はよいところ
こんにちは、学生インターンのタグチです!
フェリーから降りる間際、気づいてしまったんですが…
ビンや缶のBin Can、ペットボトルのPetと来て
燃えるごみのMoerugomi。おまえはそれでいいのかと製作者に喝を入れたい今日この頃です。
ゴゴゴゴ…!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
陸前高田だぁあーーーーーー!!!!!!
?
ということでついに到着しました岩手県陸前高田市!
名古屋港を出て仙台港まで21時間。仙台港から車を走らせること約2時間。
いや初めて見ましたよね、生「熊注意」の標識。
この民宿343イン矢作を拠点にして
9月14日の宮城県栗原市、9月15日の岩手県陸前高田市での上映会を行っていきます!
さてさて
よさげなお店があるじゃねぇか!!
東北といえば寒い地方ならではの海の幸 山の幸を活かした美味しい料理がたくさんありますからね…!
というわけで到着を祝して東北の肴で乾杯を!
と入ったザ・地元な居酒屋さんのイチオシが沖縄料理なのはビックリでしたが(店の中にシーサーいました。)
ゴーヤチャンプルーめっちゃうまかったです。
ひとりでお店を切り盛りしているお母さんにお話を聞いたら
震災で家も、それまでやっていたお店もなくなってしまったけど、やっぱりまだまだ頑張ろうと
仮設コンテナを改装してこの居酒屋さんを始めたとのことです。
美味しい料理、たくさんのお酒もさることながら、お母さん、めっちゃ面白い!笑
テレビの取材で披露するもカットされたという体を張った一発ギャグ「干支」は陸前高田市に来たら必見ですね!ちなみに今回は戌年ということで「戌」を見せてくれました。コンプリートまであと11年。通うしかない。
「人を笑わせるのが生きがい。落ち込んでても流されたものは帰ってこないからね!」と明るく笑い飛ばすお母さんを見て、本当の強さってこういうことなのかなと思うと同時に、自分の中でどこか漠然としていたあの震災は確かに現実に起こったことなんだ。とハッとしたのを感じました。
店を出て宿に戻る途中、綺麗に舗装された道路やところどころに仮設住宅の四角いシルエットが見えて、最近ではあまり報道されない復興の今に7年半という長いようで短い時間についてあれこれと考えました。
そして夜は明け…!
今日は昨日のお酒も残っているのでお昼までだらだらと寝て過ごし、午後からゆっくりと東北観光…。まめぶ汁ってこんなに美味しいの!じぇじぇじぇー!
という幻想むなしくチラシ配りです!(AM8:30)
「半分、青い。」を見終わるや否やの出動ですが、少しでもたくさんの方にこの上映会を知っていただくため
きばります!!(泣)
ガソリンスタンドから
ポストに!
たくさんのひとに見てもらうため、あの手この手と陸前高田市中を駆けまわり配っていると、
「あらぁ、こんなところまで来てくれてありがとう」
「見に行くから頑張ってくれな」
そんな風に声をかけてくれてる方がたくさんいてですね。
これがすっげぇ嬉しいんですよね(泣)。
おっと、これ以上泣いたらせっかくのチラシが濡れちまわぁ、と急いで配り
さてさて、結構配りましたからね~!今日中にすべて配っちゃうんじゃないかってくらいの勢いで!(笑)
残りのチラシは…と
明日からも きばります…!!!(泣)
しかもここでこれまで一緒に行動してきた児玉さん親子とお別れなんです!(泣!!)
220インチの方とは違い、350インチモバイルスクリーンは運搬にけん引免許を取得している人が必要なので日本縦断の旅に巻き込まれたモールデックの紅一点・児玉さんと、高校三年生という僕にはもうないフレッシュさを持ったその息子もっくんが抜けたことで僕と社長、ハタチと還暦年の差40歳男二人旅というやたら目を引く濃いパーティに戻りましたね。
ドラクエでいうと僧侶と魔法使いがいない戦士、武闘家パーティといったところでしょうか。濃いなぁ。
ふたりとも、のこり必ず日本縦断やり遂げて帰ります!!ありがとう!!
もっくん就活ファイト!!キミには各務原のドン、モールデックがついてるぞ!!
そしてそんな回復はもっぱらやくそうパーティが向かった先は
奇跡の一本松、見にきました。
海沿いはたくさんの業者さんが入って大規模な工事が行われており、最寄りの道の駅に車を停めて10分弱くらい歩かないと見れないんですが
一歩一歩近づいていくからこそ、空気が伝わってくるというんでしょうか、徐々に大きく迫ってくる松の木の
雄々しさやたくましさを感じてざわざわと胸が騒がしくなるようでした。
帰りの10分弱も、震災・津波の恐ろしさとこの一本松に勇気づけられたであろう今復興にむけて頑張るたくさんの人たちの強さについて想いを馳せるすごい大事な時間になっていたなと今思います。
復興のため、自分にはたくさんのお金を募金したり、インフラを整備したり、そういったことはできないけどせめて
せめて屋外上映会というイベントをすることによって、少しでも楽しんでもらいたい。応援したい。
モバイルスクリーンによって、映画館がなくても夢中でのめり込めるような大画面で映画を見てもらいたい。
そう思いましたし、そういうかたちでここに携われるインターンをしてきてよかったとも思いました。
陸前高田市での上映会まであと4日!
きばるぞ!!!
タグチ
モバイルスクリーン特設サイト:https://mobile-screen.jimdo.com/
マルチユースキャビン特設サイト:https://multi-use-cabin.jimdo.com/
日本縦断クラウドファンディング:https://motion-gallery.net/projects/mobile-screen